色紙の保存方法を工夫して劣化の元の紫外線や湿気から守る!

色紙の保存方法を工夫して劣化の元の紫外線や湿気から守る!

新生活が始まる時期は別れの季節でもあり、卒業や部署の移動などで色紙をもらうことが多いと思います。そういった色紙って時間がたってから見るとすごく思い出深いものですし、できるだけ良い状態で保存したいと思いませんか?。

憧れの芸能人やスポーツ選手からもらった色紙なども同様ですよね。

大切に保管したい色紙はどう保存したら良いのでしょうか?少しでもきれいな状態で保存したい方は、要チェックです!

目次

大切な色紙を保存する2つの方法

1.色紙を飾りながら保存する場合

色紙をお店のように見える場所に飾っておきたい方は、色紙を額縁になど入れ、直射日光が当たらないところに飾ることをおススメします。

詳しくは後半で説明しますが、直射日光の紫外線が色紙の劣化を招いてしまうからです。室内で飾っていても多少の紫外線は入ってくるため、額縁はガラスにUVカットの加工が施されているものを使用するようにして下さい。


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額縁の裏板は酸性物質を含んでいる場合が多く、その酸性物質が色紙に移ると、紙の劣化などの原因になるため、直接色紙と裏板が触れないように中性紙を挟むことをおススメします。

 

2.色紙を収納して保存する場合

額縁に飾る場合は紫外線による劣化が心配ですが、専用のファイルや筒、色紙ホルダーといった収納容器を使用する場合は紫外線による劣化はほぼ完ぺきに防げます。


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この場合もむき出しで保存せず、中性紙で包んだり、中性紙で出来た入れ物、保存容器にしまってから、引き出しや棚に収納して下さい。

この方法で色紙を保存する場合の注意点は湿気です。収納することで密閉度が上がると、中で湿気がこもってしまうためにいつの間にかカビが生えてしまうことがあります。

できるだけ湿気のないところで保管するということと、大切な色紙の場合は定期的に中の状態をチェックしてカビが生えていないかどうかを確認するようにしましょう。

 

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色紙の保存で大切なのは紫外線と湿気をカットすること

上記の二つの方法(額縁や色紙ホルダー)で色紙を保存する際は、それぞれ紫外線湿気をカットするということが注意点でした。

では、具体的に紫外線や湿気が多い環境下に置いておくと、色紙はどうなってしまうのでしょうか?

紫外線にさらした場合
紙の変色や書かれている文字の褪色、紙そのものの劣化を引き起こします。
湿気が多い場所で保存した場合
カビが生える恐れがあります。

色紙は日光や蛍光灯の光そのものや、光に含まれる熱にも弱いです。ですので、明るい場所(紫外線)や高温多湿を避けるのが原則になります。

 

また、いずれの方法でもむき出しNGとしているのには、紙そのものの性質が関係しています。紙は多孔質構造という構造で、チリやホコリを吸着しやすいという特徴があり、チリやホコリの付着は色紙の汚れの原因になるからです。

こういった原則を守って保存をすることで、もらった時の状態を長く維持することが可能になります。

 

まとめ

色紙は、油断していると結構な早さで劣化してしまいます。私も以前、芸能人にもらった色紙をむき出しのまま立てかけていたところ、ものの数か月で紙が日焼けしたように黄色っぽく変色してしまいました。

できるだけ綺麗な状態で保存するために、今回の2つの方法を参考にして下さいね。

それでも万が一、大きく汚れてしまった、ひどく劣化してしまった…という場合は、専門の修理業者さんもいますので、そちらに相談するようにして下さい。