時代祭のルートと穴場の観覧場所 当日の交通規制と混雑状況は?

神宮道

時代祭京都三大祭の一つで、京都がいく千年にわたり培ってきた伝統工芸技術の粋が集結した「動く時代絵巻」と言われる祭事です。

是非一度は見ておきたい時代祭ですが、混雑状況を考えると出来るだけ観覧しやすい場所や時間をチェックしておきたいですよね。

今回は、時代祭のルートを踏まえたうえで、穴場の観覧場所や当日の混雑状況などについてまとめています。

目次

時代祭のルートはどんなコースを通る?

祭事は10月15日の参役宜状授与祭からはじまり、22日は朝8時から平安神宮で神幸祭が行われます。

9時に平安神宮から御鳳輦(ごほうれん;天皇専用の乗り物で神輿)が出発し、京都御所内の建礼門前に設置された行在所に到着します。

その後、行在所祭を経て時代行列がスタートします。

  • 時代祭行列は12時に京都御所建礼門前を出発し、堺町御門から御所を出ます。
  • (12:15)丸太町通を西に進み、烏丸通を南下(12:30予定)します。
  • 烏丸御池で東に曲り(12:50)御池通りを河原町通まで進みます。
  • 河原町御池(京都市役所前)で南下(13:20)河原町三条を東に曲ります。
  • 三条大橋を渡り(13:40)三条神宮道を北上し、平安神宮到着が14:30の大行列となります。

時代祭順路

 

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時代祭の穴場の観覧場所

時代祭の時代行列は全長約2キロ、2時間半にもわたります。
出発地点である京都御所到着地点の平安神宮は風情もあり、この時代絵巻を見るには、一番のおすすめです。

しかし、このスポットは混雑していることも間違いなし。

個人的には、現代の街並みのなかでこの時代絵巻を見ることも、時代錯誤を感じておすすめです。
なるべくスタートした付近がいいでしょう。
行列の皆さんも2時間以上豪華な衣装をまとい歩いているのですから、中盤からは疲労や見えてしまうのも現状です。

 

また実は、時代祭の22日の朝に平安神宮で行われる神幸祭神幸列の出発もあまり混んでいないためおすすめです。
そのまま、京都御所に向かい、出発前の休憩している時代列を近くで見物するのもいいですね。
うまくいけば一緒に記念写真を撮ってもらえるかもしれません。
なんといっても時代絵巻の衣装や装飾を一見の価値ありです。

時代列の終盤にはなりますが、三条東山通から神宮道にかけてのあたりは混雑も少ないです。
事前に興味のある時代列を決めておくのもポイントですね。

 

時代祭の交通規制と混雑状況

時代行列が通過する、丸太町通り、烏丸通、御池通、河原町通、三条通、神宮道は行列の通過に合わせて順次車両通行止めが始まります。

また、それらの御池通に抜ける南北の通りや河原町通は二条から四条付近まで、古川町通なども交通規制の対象となります。

バスの乗り場も場所によっては変更になります。
詳しいことは直前にしかわからないため、当日必ずチェックしてください。

主要スポットの京都御所、御池通、平安神宮は混雑します。

 

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まとめ

時代祭は、京都の伝統工芸技術の粋を集めた、動く時代絵巻です。

出発地点の京都御所内は風情もあり、時代絵巻を見るには必見ですが、混雑も予想されます。
ですので、12:00出発前の休憩中に、間近で見るのも面白いかもしれません。

時代祭は22日の時代行列だけでなく、15日から始まっています。
22日の朝8時からは平安神宮で神幸祭が行われ、御祭神を御鳳輦で御所に御移ししるのでそれにあわせて平安神宮にいってみるのもおすすめです。

時代行列は明治維新から江戸時代、安土・桃山時代などから、平安時代に延暦時代、そして神幸列まで全長約2キロあります。

あらかじめ、興味のあるものをピックアップしておくのがいいです。

時代行列中は、京都の街中は交通規制がかかります。
バスも乗り場の変更がありますので、必ず当日はチェックしておいてください!