世田谷ボロ市の歴史とおすすめポイント!代官餅から着物まで

世田谷ボロ市の歴史とおすすめの代官餅

フリマの元祖!!と言われる世田谷ボロ市

毎年12月と1月の4日間だけの開催ですが、ものすごく賑わいのある市です。

  • 430年以上の歴史があり、ボロ市と呼ばれる理由は何なのか?
  • どんな名物があるのか?露店はたくさん出るのか?

こんな観点から、世田谷ボロ市について掘り下げました!

 

友人とわいわいがややお店を見て回ったり、おいしいものを食べ歩きするのも楽しいですよ!

一日があっという間に過ぎてしまいます!

目次

世田谷ボロ市とは?歴史と由来

世田谷ボロ市の歴史は、天正6年(1578年)、小田原城主の北条氏政がこの地に楽市を開いたのが始まりです。江戸と小田原の間にある世田谷宿において、伝馬の確保のため宿場を繁栄させようという目的があったと言われています。

その後、豊臣秀吉による小田原征伐をきっかけに楽市は急速に衰えますが、近郊の農村の需要を満たすため、年末に開かれる歳市に形を変えて存続し続けました。

古着や古道具、農産物などを持ち寄ったことが、「ボロ市」という名前の由来であると言われています。

 

現在は、古着・骨とう品・日用雑貨・植木・食料品・玩具・古本と多種の露店があり、代官屋敷のあるボロ市通りを中心に約700店の店が並び、毎年多くの人々で賑わいます。

ちなみに、大正末期~昭和10年代にかけては2000件ものお店が並んで大盛況だったという歴史もあるそうです。

1994年に世田谷区より、2007年に東京都より無形民俗文化財として指定されています。

 

5年に1度はボロ市会場で大名行列が行われ、盛り上がりもひとしおです。

※前回は2013年に行われましたので、次回は2018年に実施予定です。)

 

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世田谷ボロ市に行ったら代官餅は必食!

代官餅とは、1年に4日間、ボロ市通りの天祖神社境内でしか販売されない世田谷の名物グルメです!

その場で製造・販売をしていて、お米を蒸す香りや湯気が食欲をそそります。

午前中から長蛇の列ができ、1時間以上並ぶこともざらですが、出来たてを食べる価値のある美味しさです。

代官餅
つきたてのお餅5~6個
1パック 600円
あんこ・きなこ・からみの3種類

どの味も美味しいですが、1パックがかなりのボリュームですので、シェアーして食べるのがおすすめです!

 

代官餅の販売会場には大きな案内幕が掲げられているので、見つけたらすぐに並ぶことをおすすめします。

すぐ食べられる様にテーブルの用意もあるので、お子様連れでも安心して食べられますね(^^)

毎回夕方には完売してしまいますので、要注意です!

 

着物や帯が格安!?掘り出し物は午前中に売り切れも

年代物の着物小物などの中古衣料の店もたくさん出店されており、値段も格安なものから高級な打ち掛けまであって、見て回るだけでもワクワクします。

お店の数が多いので、午前中から行って時間をかけて回るのも楽しいです(^^)

注意点としては、一点物が多いのであまり迷い過ぎると売り切れで手に入らなくなることも・・・。
(朝5時から品定めをしている人もいるくらいですから)

閉店間際を狙うのもあり??
なるべく安く購入したい場合は、あえて閉店間際を狙ってみるのも一つの方法です。

閉店間際になると値下げをしてくれる店も実際多いです。
気に入ったものを売り切れる前に買うか、閉店間際に売れ残っているものを安く買うか、あなたはどちらを選びますか?

 

値段交渉もお店の人とのコミュニケーションで楽しみの一つであり、店主の話に「勉強になりましたー」ということもしばしばですので、ぜひ積極的にコミュニケーションを取ってみましょう!

 

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まとめ

長い歴史を持つ世田谷ボロ市。

渋谷からも20分程度で行ける好立地ですし(当日は大変混雑しますので、もっと時間はかかります)、大勢の人々が集まってくるのもうなづけます。

名物の代官餅など、お気に入りを見つけて財布のひもがついつい緩くなりますが、買い物好きにとっては幸せの時間を過ごすことが出来ます(^^)

万歩計の数字を見てびっくりするほどいつの間にか歩き回っています。で、その数字に嬉しくなってまた食べてしまったり(笑)

帰りの電車には、たくさんの荷物を持った笑顔の人がいっぱいです。

12月、1月という厳冬の時期でもあるので、しっかりと防寒対策をして出発しましょう!