子供の成長を祝う七五三。
江戸時代に健康を祈って始まったという説が有力です。
元来は関東圏に始まる地方風俗でしたが、早い時期から全国に広まったようです。
七五三は、神社やお寺に詣でる行事です。
現代では、神事の内容が薄れて年齢を祝うイベントのようになりましたが、それでも感謝をささげ祝う重要な一大行事。
しっかりと準備を心掛けたいものです。
そんな七五三ですが、主役の子供さんには一生懸命になって親の準備がまったくできていなかったなんていうことがないようにしたいですね。
とくにお父さんのこと忘れがちになるんです。
あれこれ迷いがちな七五三の父親の服装についてまとめました。
目次
七五三 父親の服装はどうする?スーツ?着物?カジュアルでOK?
七五三の父親の服装については、厳密な決まり事はありません。
ある程度きちんとした格好であれば、洋装でスーツ、和装で着物や羽織袴でも構いません。
ジャケットとスラックスといういでたちもOKですが、あまりカジュアルになりすぎないように注意しましょう。
七五三は神事として、感謝をささげ祝うことが目的ですので、あまり場違いな格好にならない方が無難です。
父親だけ浮いた感じになってしまいますからね。
七五三の父親の服装は一般的なフォーマルな装いがベスト。
あまりラフにならないように注意しましょう。
着物などを着慣れている方は着物や袴にしてもOKですが、あくまで主役はお子さんであることを忘れずに。
その場合は、主役の子供さんより目立つ白い羽織は控えるように注意です。
私のおすすめは、やはり普段着慣れているスーツが良いと思います。
程よくカジュアルですし、目立ち過ぎることもありません。
七五三 父親のスーツとネクタイの色は?
おすすめはスーツですが、色合いには少しだけ注意をしましょう。
紺、もしくはグレー系のスーツであれば間違いありません。
やはり派手めな色にしてしまうと、お子さんより目立ってしまいますからね。
落ち着いた色合いものがベストです。
ネクタイに関しては、少し華やかな色彩のものを選びましょう。
スーツとシャツの落ち着いた色合いとのコントラストを出すようにすると、見た目も映えます。
ただし、あまり派手すぎて品のないものはNGですので注意しましょうね。
七五三 父親の服装に礼服はOK?
中には、礼服を着た方がいいのでは?と思う方もいらっしゃると思います。
結論から言うと、礼服であっても問題はありません。
写真撮影だけでなく、神社にお参りをすることを考えると、それくらいフォーマルであった方が良いという考え方もあります。
ただ、実際には礼服の方は少ないかなというのが正直な印象です。
礼服ほどフォーマルではない、ブラックスーツなどを着られる方が、数としては一番多いです。
この辺りは、 一緒に行かれる奥様の服装とのバランス も重要になってきます。
奥様が比較的カジュアルな装いであれば、ご主人もややカジュアルに。
奥様がフォーマルな装いであれば、ご主人もフォーマルな装いをするようにしましょう。
まとめ
七五三の時の親の服装で大切なのは、まず第一に主役は子供だということを忘れないことです。
そのうえで夫婦でフォーマル度合いを揃えると、ぎくしゃくした感じが無く、しっくりきますよ。
子供の成長に感謝して祝う七五三。
家族親族にとっていい思い出となる一大イベントを、みんなで和気あいあいと楽しんでください!