最近は秋が短く、長い夏が終わると急激に寒くなることが多いですよね。
本格的な冬が近づくと、冷え性に悩まされる方も多いと思います。
今は様々な冷え性対策グッズが発売されていますが、原因も分からず闇雲に対策グッズを使っていても、根本的な解決にはなりません。
今回は代表的な冷え性の原因3つをご紹介しますので、ご自身にあった冷え性対策選びに役立てていただければと思います。
目次
冷え性の原因①血行不良になってませんか?
冷え性の原因の大部分は血行不良とも言われています。「手や足は心臓から遠く、血行不良になりがち」という理屈を聞くと、納得ですね。
血行不良を解決するには運動がベストです!普段あんまり運動しないという人、普段座りっぱなしの生活という人は少しストレッチをしてみたり、ウォーキングをして、身体を動かすことで、血行を良くしてみて下さい(^^)
運動をすると筋肉が動いて周りの血管を押してくれるので、ポンプの様な役割をしてくれます。その結果、動かした部分の血行が良くなるんです。
忙しくて運動する時間がない!という方は、深呼吸をするだけでも、少し身体が温まります。ヨガでは「身体を温める呼吸」というものがあるくらいですので、呼吸に意識を向けるだけでも、身体は温まります。
深呼吸をしながら、手足の指をぎゅっと握ったり開いたりするだけでも、効果があります。これなら仕事の合間などにも簡単に出来ますね。
あとは、普段シャワー派という方は、湯舟に浸かってみて下さい。芯から温まりますし、筋肉の疲れも取れて血管が広がるので、おススメですよ。ユニットバスなどで家の湯舟に浸かれない!という方は手湯・足湯だけでもぜひやってみて下さい!
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カイロなどで温める方が確かに手っ取り早いのですが、あくまでカイロなどは一時的に温めるものであって、身体の表面が温まっているに過ぎません。
根本的な改善には、身体の中から温めることが必要です。
また、靴下の重ね履きは血行を悪くしてしまうので、おススメできません。
冷え性の原因②ストレスも冷えにつながる
過度なストレスがかかると自律神経のバランスが乱れて、血流障害を引き起こす可能性があります。
具体的には、ストレスがかかって交感神経が優位になると、血管が収縮(縮むこと)してしまいます。血管が縮むと当然血流も悪くなってしまいますから、冷えにつながってしまうというわけですね。
ストレス冷えの特徴とてしては、以下のようなものが挙げられます。
というわけで、ストレスをきちんと発散することは冷え性対策としてもとても大切なことなんですね。
また、ストレスの貯めすぎや不規則な生活を繰り返していると、どんどん冷え性が悪化していくだけでなく、他の病気にもつながっていきます。ストレスを感じやすいと自覚がある人や夜型の生活サイクルの方などは要注意です。
さらに、こういったストレス冷えを放置しておくと、冷え自体がストレスになり、冷え性がますます進行します。怖いですね(*_*)
冷え性の原因③身体を冷やす食べ物
食べ物も身体の冷えに大きく関係します。
冷え性の方は、積極的に温かい食事や飲み物を摂るように心がけていると思いますが、物理的に温かいものを身体の中に取り入れるだけでなく、身体を冷やす食材・身体を温める食材を見極める必要があるんです。
上で紹介したもの以外にも食材はありますので、身体を温める食材の特徴についても触れておきたいと思います。
この食材って体を温めるのかな?冷やすのかな?と迷ったら、以下の3点をチェックしてみてください。該当すれば、その食材は体を温めてくれる可能性が高いです。(もちろん例外もあります)
- 地下で育つ食材(例:レンコン)
- 寒い地域で産出される食材(例:桃)
- 冬が旬の食材(例:かぼちゃ)
一度覚えてしまえば簡単ですね!
ちなみに、体を冷やす食材の特徴は、この逆になります。そう考えると、確かに夏野菜が多く冷やす食材群に入ってますね。
食材の産地や旬というのは、本当にうまくできていますよね。
生のショウガが身体を冷やしてしまうので注意です!
ショウガが身体を温めるのに優れた食べ物だという話は有名ですし、実際に身体を温めてくれる食材であることは事実なのですが、食べ方を間違えると逆に身体を冷やしてしまうので要注意です!
身体を冷やしてしまうショウガの食べ方、それは生食です。
すりおろしショウガなどの生食は、発熱時に熱を下げるなどの目的には合致しますが、冷え性対策としてはNGです。
必ず火を通すか、飲み物に入れる場合は乾燥ショウガを使うようにしましょう。
まとめ
今回は冷え性の原因を3つご紹介しました。
第1章でも少し触れましたが、カイロの様な外から温めるものばかりに頼ると、自分の身体の中から熱を作り出す力が弱くなってしまいます。
この機会に身体そのものを変えて、根本的な冷え性解消を目指しましょう!