毎年10月の第三土曜日・日曜日に行われる川越祭り。
2015年は10月17日(土)・18日(日)に行われます。
川越祭りと言えば、屋台やお囃子といった見所も要チェックですが、一番の注目はやはり山車ですよね。
昼の巡行も、夜の曳っかわせも大注目。
今回は、山車にフォーカスを当てた川越祭り情報をお届けいたします。
目次
川越祭りの目玉!山車とはそもそも何?お神輿との違いは?
日本のお祭りには、山車やお神輿をよく見かけますよね。
この二つ、違いがよく分からないという方も意外と多いです。
まず、形状の違いを整理すると以下のようになります。
- 山車:土台部分が台車となっていて、人が引っ張ることで進む
- 神輿:担ぎ棒がついており、人が担いで進む
また、意味合いの違いとしては以下のように整理できます。
- 山車:人が乗るもの
- 神輿:神様が乗るもの
川越祭りをはじめ、山車が有名なお祭りでは、山車の上に人が乗って太鼓をたたいたり、踊ったりと祭りを盛り上げています。
対して、お神輿は担ぐだけでその上に人は乗りません。
ちなみに、もともとの山車の由来は神様の依り代として作った小さな「山」であったことから、その意味合いが強く残る土地ではお神輿に近い扱いとなっているところもあります。
川越祭りの山車の撮影ポイント
川越祭りの山車を撮影するなら、いくつかおすすめポイントがあります。
昼と夜とで見所も変わってくるので、両方紹介しますね。
川越祭り昼の部の撮影ポイント
昼の部で壮観なのは、市役所前に全ての山車が揃い、巡行する光景です。
巡行行列の衣装は「川越氷川祭礼絵巻」を再現していて、一見の価値があります。
もちろん山車もよく見えます。
行列の一番最後を飾るのが山車になります。
川越祭り夜の部の撮影ポイント
夜の川越祭りといえば、やはり山車同士の「曳っかわせ」は見逃せませんよね。
曳っかわせはいくつかの「交差点」で起こりやすいので、以下の交差点をチェックしておきましょう。
- 仲街交差点
- 礼の辻交差点
- 本川越駅交差点
- 連雀町交差点
迫力のある写真が取れると思いますが、とても混雑する場所でもあります。
写真に気を取られ過ぎて、転んだりぶつかったりしないようにしましょうね(^^;
川越祭りの山車の数
川越祭りに参加する山車の数は、29台です。
川越市の各町が山車を所有し、普段は各町の保管庫に保管されています。
その29台が一堂に会しますので、迫力もひとしおです。
山車ごとに装飾に特徴がありますので、見比べてみるのも良いですね。
曳っかわせの勝敗の決め方
川越祭り、夜の名物である山車の曳っかわせ。
道や交差点で向かい合った山車同士、どちらが道を譲るかを競うように盛り上がりを見せる場面です。
一説には、「相手のお囃子の調子に合わせてしまった方が負け」という勝敗の決め方があるとも言われています。
ですが、川越祭りの場合は本気のバトルではなく、どちらが道を譲るかも大人の判断で決められるようです。
まあ、本気で競う系のお祭りの場合、毎年けが人が出たりしているので見る方もかなり冷や冷やですよね。
その意味では、川越祭りの曳っかわせは盛り上がるものの、安心して見ていられると言えるのではないでしょうか。
まとめ
大盛り上がりを見せる川越祭りは、予備知識なしでも十分楽しめるお祭りです。
でも、山車について少し知識を持って参加すれば、さらに楽しさも倍増しますよ!