5日間分、JRを格安に利用することができる青春18きっぷ。
使わなかった場合や使い切れなかった場合、手元にある青春18きっぷはどうすればいいのでしょうか?
今回は、青春18きっぷの払い戻しや金券ショップへの売り方について触れていきたいと思います。
目次
青春18きっぷの払い戻しの仕方
「青春18きっぷはそもそも払い戻しができるの?」と疑問の方も居るかもしれません。
ネットを見ると払い戻しできないという風に書いてある場合もありますが、結論から言えば青春18きっぷを払い戻してもらうことは可能です。
ただし条件があり、JRでの払い戻しを受けるためには「一度も使用していないこと」が必要となります。残念ながら一度でも使用してしまうと、払い戻しを受けることはできません。
青春18きっぷは一枚のきっぷに5日分、使用日に押印をしていく形式なので、使用日ごとに切り離して残りを払い戻ししてもらうということが不可能なのです。
「一回も使っていないので払い戻ししてもらいたい」という場合は窓口まで行き、払い戻しを受けたいと伝えましょう。払い戻しの手数料220円がかかりますが、払い戻しを行ってもらえます。
青春18きっぷの定価は11850円ですから、11630円が手元にかえってくる計算ですね。
青春18きっぷの余りはどうすれば良い?
青春18きっぷを「一度使ってしまったけど余りはどうしよう」という場合もあると思います。こういった場合はどうしたらいいのでしょうか?
回数の残っている余りの青春18きっぷですが、定められている利用期間のうちなら使うことができます。短い距離だと損になってしまいますが、使用目的が問われるわけではないので普通のきっぷとして使うことも可能です。
余った分を次の利用期間に使用することは可能?
ただし、青春18きっぷはその利用期間の間に使うしかなく、次の期間に持ち越して使うことは出来ません。ですから、夏に買って余りの出た青春18きっぷを冬にまた使う…ということは不可能です。
当分使う予定がなく、確実に余ってしまうという場合は以下の方法で金券ショップに売却するのも一つの方法です。
青春18きっぷの払い戻し方法 余りを売ることは可能?
青春18きっぷは払い戻しに関しては、「一度も使用していない」場合に限り可能でした。手数料が220円かかりますが、一度も使っていない場合は窓口で払い戻しが可能です。
もし一度でも使ってしまっている場合は金券ショップなどに売ることを検討しましょう。払い戻してもらうことは出来ませんが、余りを売ることは可能です。
ちなみに、定価11850円を5で割ると一枚2730円になる計算ですから、売った時の値段の参考にしてみてください。
また逆に、1回や2回しか使わないということがはじめからわかっている場合は、JRの窓口で買わずに金券ショップで探して購入するというのも手段ではあると思います。
⇒青春18きっぷの値段と買い方 金券ショップや券売機でも買える?
まとめ
格安で長距離の電車に乗れる、旅の心強い味方「青春18きっぷ」。
払い戻しの仕組みにはいろいろと制約があり不便ですが、金券ショップを用いるなどのかしこい使い方で、ぜひ旅に活用してみてくださいね。