果物や野菜の手作りジャムを沢山作ったのに、食べようとしたらカビが生えててガッカリなんて事ありませんか?
せっかく手作りでジャムを作るのなら、保存方法を工夫することで賞味期限を延ばしちゃいましょう!
保存方法さえ間違えなければ、旬の時期に沢山作っておくことで、長く手作りジャムを楽しめますよ!
目次
手作りジャムの賞味期限ってどれくらい?
手作りジャムは市販品と違って基本的には素材と砂糖で作るので、美味しく食べられる賞味期限はそんなに長くありません。
大まかな賞味期限の目安としては、下記に紹介する保存方法を実践しておよそ1か月くらいを想定しておいてください。
まずは基本的なことですが、食べた後にいつまでも常温に出しっぱなしにしていたり、バターナイフについたバターやパン屑などがジャムの中に混ざってしまうと、味が落ちてカビの原因になってしまいます。
家族の人数の少ない人や毎日食べるわけではないので、なかなか減らないわ、という人は ジャムを作った時に小さな容器に小分けにして、早く食べきれる様にした方が良いでしょう。(※容器については保存方法でお伝えします。)
賞味期限を少しでも長く延ばして美味しく食べきるには、
- 食後は早く冷蔵庫に戻す
- 蓋やビンの口が汚れていたら、綺麗なペーパーで拭き取る
- ジャムの中のパン屑やバターは取り除く
こういった基本的なことを意識することがまずは大切です。上記のポイントを意識することで1ヶ月位は美味しく食べられます。
手作りジャムの保存方法
手作りジャムの最適な保存方法は、市販されているジャムの様にビン詰めにする方法です。
手順は以下の通り。
- ジャムを作っている間にビンと蓋を鍋に入れ、ビンがしっかり浸かるまで水を入れ火にかけます。
- 水が沸騰してから10分間沸煮消毒します。
- 清潔なザルに逆さまにして、自然乾燥させます。※
- 出来上がった熱々のジャムをビンの口までしっかりと入れ、蓋をして冷暗所または冷蔵庫で保存します。
※乾燥させる時は布巾やペーパータオルなどからの雑菌を防ぐため、拭くことはせず必ず自然乾燥させて下さい。
冷凍用ストックバックにジャムを直接入れて中の空気を抜き、冷凍庫で保存も出来ます。
注意!プラスチックの保存容器は目に見えない小さな傷から雑菌が入るので、長期間の保存には向きません。ビンに詰めた残りなど、すぐに食べてしまうジャムだけにしましょう。
手作りジャムを冷凍すると保存期間は延びる?
1か月以内に食べきれない分に関しては、冷凍することで保存期間を延ばすことが可能です。
また、長期間の保存の大切な要素として冷凍と合わせて意識したいのが、砂糖の分量です。 材料の1/2量が平均と言われますが、甘さ控えめで砂糖の分量を減らして作ったジャムはいたみやすいので保存期間は短くなります。
長期間保存したい時は、しっかりと砂糖を入れる事をお薦めします。
殺菌消毒がきちんと出来ていれば1年は保存可能ですので、次のシーズンまでに食べる量を作れば何時でも手作りジャムを食べらますね。
冷凍庫でのストックバックの保存はその家の冷凍庫の使用頻度によりますが、保存の目安としては、ジャムに霜がつき始めたら解凍して食べた方が良いです。
まとめ
果物や野菜は旬の時期、栄養価も高く、美味しく、安価に手に入りますから沢山作って、色々利用しましょう。パンにつけるだけでは勿体ないです。
アイスやヨーグルトにかけたり、お肉のソースに利用したりして、美味しく作って、上手に保存して、賢く使い切って下さい。