日本の神様の頂点に立つ、天照大御神を祀った伊勢神宮。数々のパワースポットがあるだけでなく、神社のあるエリアそのものがとても荘厳で清らかな空気に包まれています。
この伊勢神宮を特別参拝できるという話を聞いたことがある人もいると思います。
特別参拝とはどんな参拝で通常の参拝とどう違うのでしょうか?料金や時間、気を付けるべきことなどについてもまとめています。
目次
伊勢神宮の特別参拝とは?
伊勢神宮の特別参拝とは、「御垣内参拝」と呼ばれているもので、公式的には、こちらの参拝方法のほうが「正式な参拝である」とされています。
通常、伊勢神宮に普通に参拝しただけでは、正宮のそばに行って参拝することはできません。
そこで、神社に奉納金を納めることで正宮に近いところまで行って正式に参拝を行うことができるのが、この「御垣内参拝」です。
特別にしか入ることが出来ない正宮とその神域の空気を味わうことができるので、一味変わった伊勢神宮参拝がしたい!という人にはうってつけと言えるでしょう。すでに何度か参拝をしたことがある人にもおすすめです。
伊勢神宮の特別参拝は服装(特に女性)に注意!
さてこの伊勢神宮の特別参拝「御垣内参拝」ですが、普通にその辺の神社に参るのとは違い、少々注意が必要です。その中でもとりわけ気をつけなければいけないのが、服装。
普通に神社に参拝する場合でも、人を怪我させたり不快にさせない服装と言った配慮が求められることはもちろんなのですが、特別参拝の場合は、男性ならスーツ(背広)、女性もそれに準じる服装が求められています。その内訳も、あまり派手なものは認められず、濃紺あるいは黒の地味なものが良いとされています。神社の特別参拝は、フォーマルな場ということなのですね。
女性の服装も、フォーマルといっても色いろあると思いますが、どちらかといえばリクルートスーツのようなシンプルなデザインのものが好ましいです。大きいリボンやかわいらしい装飾のあるものなどは避けたほうが無難。
スカートタイプかズボンタイプかは問われませんが、スカートの場合は丈が短すぎるものは避けましょう。
いずれにせよ、神様の前に出てご挨拶をするときに失礼にならない格好をする、ということを意識するのが良いといえるでしょう。
伊勢神宮で特別参拝の申込方法と料金・時間
方法は簡単で、予約などは不要ですから当日外宮あるいは内宮のどちらかで申し込めばOKです。(片方で申しこめば、もう一方でも特別参拝可能です)
一万円を越える額を納めると、二年間いつでも特別参拝が行える参拝章をいただけると言われています。とはいえ、いわゆるこれは「おこころざし」というやつですから、ご自身のお財布と相談で決めても良いでしょう。(あまり少ない額ですと失礼に当たるので、気をつけましょう)
社務所が開いている日中に行くようにしましょう。
まとめ
普段は入ることが出来ない、特別なエリアで参拝を行うことができる「御垣内参拝」。
伊勢神宮の真の魅力を味わうためにも一度ぜひ行ってみてくださいね!
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