三重県随一の観光名所として有名な伊勢神宮。そのお宮は内宮・外宮と2つに分かれています。
「伊勢参りは外宮を参ってから内宮を参る」とも言われ、2つセットでお参りするのが定番ですが、2つのお宮は意外と離れているため、その移動をどうするかも一考の余地があります。
今回は、伊勢神宮の内宮・外宮間の距離と移動手段についてまとめてみました。
目次
伊勢神宮の外宮から内宮までの移動はどうする?距離は?
伊勢神宮の外宮と内宮は、一つの敷地内にはありません。実はそれぞれ別の神様を祀っているため、別の敷地に社が構えられているのです。
外宮には伊勢神宮の祭神である天照大御神の食事を司る神が祀られていて、そちらを先に参ってから本宮にあたる内宮を参るのが古くからの定番です。
ではこの外宮と内宮の間はどのくらいの距離があるのでしょうか。
距離にすると約5.5km程度。徒歩で歩く場合はおよそ1時間程度かかります。道中には「おかげ横丁」というお土産屋さんが軒を連ねる参道もあり、少し時間がかかっても徒歩で回る観光客が多いです。
とはいえ、時間を節約したい場合もありますよね?そういった場合は、移動にはバス・タクシー・自家用車を使うことができます。それぞれ行き方について見ていきましょう。
伊勢神宮の外宮から内宮までバスで行く場合
伊勢神宮の外宮から内宮にバスで行く場合は、三重交通のバスを使うことになります。外宮からから直接内宮に向かう便は「55系統」のバスです。
「内宮前」行きのものか、「CANばす」と書かれているバスに乗りましょう。
- 所要時間はおよそ10~16分。
- 料金は片道で大人430円。(2014/10/1改訂)
ICカードなどは使えないので現金を用意しておきましょう。
当日、他の近隣スポットにも観光したいという場合は「CANばす」に乗り放題になる「伊勢鳥羽みちくさきっぷ」(1DAY or 2DAYS)の購入も検討してみてください。
観光施設での割引などもついていてお得ですよ^^
伊勢神宮の外宮から内宮までタクシーで行く場合
伊勢神宮の外宮から内宮にタクシーで行く場合は、バスと同じくらい時間がかかると考えておいたほうが良いでしょう。有名観光地ですから、タクシーも停まっていますし利用に心配はありません。
外宮のタクシー乗り場は、表参道火除橋の左手側にあります。
どうしても捕まらないなという場合は、一度近鉄駅に戻ってタクシーをつかまえるのもあり。気になる料金のほうですが、15分程度かかるということでおおよそ2000円程度をみておくのがよいです。
自家用車で来ている場合は移動はどうする?
最後に、伊勢神宮の外宮から内宮に自家用車で行く場合はどうしたらいいのでしょうか。
まず、外宮と内宮、両方に一応駐車場はあるので、車で回ることは可能です。
ただ、どうしても有名観光地ですから、休日ともなると午前八時を過ぎた頃から内宮前と市営駐車場は満車になってしまうことが多く、外宮から内宮へ移動する際の駐車場は、五十鈴公園の駐車場を利用するほうがよいです。
こちらの駐車場はおかげ横丁からも近いため、便利です。
まとめ
徒歩で移動して道中のおかげ横丁を楽しむもよし、時間の節約のためにバスやタクシー、自家用車を利用するの一つの方法です。
外宮から内宮への移動は少し時間がかかってしまいますが、伊勢に行くならぜひ両方共参拝しておきたいところですので、スケジュールと相談して移動手段を決めましょう。
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